怒濤の3日連続開催が終わりました。結果は労多くして実り少なく、という感じでした。
そんななかでの収穫というか、これからの活躍が期待できそうな馬を1頭見つけました。
今日の中山競馬第9R「黒竹賞」に勝ったシンメイレグルス(父ブライアンズタイム、母モーニングタイド)です。
血統的にはマイネルモルゲンの半弟ということになるのですが、父がブライアンズタイムのシンメイレグルスの方が兄よりも大物感が漂います。
なにより今日の勝ちっぷりが良かったです。レースのラップを見ると、スローペースで先行有利の流れだったにも関わらず、後方待機からジワジワ進出して、直線で一気に後続を突き放すというデビュー2戦目とは思えない大人びたレースぶり。上がり3Fの時計は37秒5。2着のスルーレートが38秒8ですから、その差は1秒以上もあったわけです。
この馬についての中村調教師のコメントを見ると、調教ではさっぱり走らないそうですが、心臓の強さは獣医さんが「G1級」だと太鼓判を押しているとか。
芝は未経験ですが、この馬の体型やフットワークを見ると、芝もこなせそうというよりも、芝向きという感じがします。事実、兄のマイネルモルゲンも芝で実績を残していますから、この馬も芝がまったくダメとは思えません。
3歳クラシック戦線に、また1頭おもしろい存在が現われました。シンメイレグルス、これからちょっと注目してみたいと思います。
さて、次週は京成杯と日経新春杯です。
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