第9回スパーキングレディーCは4歳のトーセンジョウオー、オルレアンの2頭が人気を集めたレマーズガール、グラッブユアハートの5歳勢を抑えてワンツー・フィニッシュ。
牝馬のダート路線も、ここにきてようやく世代交代の時期を迎えたのかもしれません。思えば03年9月のサラブレッドチャレンジC以来、レマーズガールとグラッブユアハートの2頭は牝馬のダート路線を約2年に渡って支え続けてきたわけですが、今年に入ってからの成績は2頭合わせてわずか1勝。明らかに、かつての勢いを失っています。
特にレマーズガールのレース後の武豊騎手の「返し馬から馬に嫌気がさしていたし、今日はスタートから全く走る気がなかったね。こういうことがときどきある馬なんだけど」というコメントを見ると、そろそろ闘志が失せてきたのかてという感も。
一方、それとは対照的に、スタート直後の不利をものともせず、重賞V2を飾ったトウセンジョウオーはまさにいまが旬。前走は展開にめぐまれた感もあったので、この馬を軽く見てしまいましたが、今日の勝ちっぷりを見ると、いよいよ本物かなと。2着のオルレアンを含めて、今後はこの2頭が牝馬のダート路線を引っ張っていきそうなムードです。
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