今週末から中山、阪神開催がスタートし、秋競馬開幕というわけで、blogのデザインも少し秋の匂いを感じさせるようなものに変更してみました。
夏の間はダートの条件戦という狭い世界にひきこもり、このblogの更新も滞りがちだったのですが、9月以降は少しムチを入れて更新の頻度を上げていきたいなと考えています。なんせ、8月の更新はわずか3回。3連単の100万馬券並みの出現率(笑)でしたから、これではさすがにまずかろうと反省しています。
というわけで、今回はまじめにエルムSの回顧などを。
ご存じのように、パーソナルラッシュが去年に続くV2を達成したわけですが、私の目には少しばかり奇妙なレースのように映りました。このレースのラップ(7.0-11.3-11.6-12.2-12.3-12.6-12.3-12.4-13.2)を見ると、前半速めで最後の1ハロンが少しばかりかかったという印象ですが、去年の同レースのラップ(7.0-10.7-11.8-12.3-12.5-12.5-11.9-12.0-12.5)と比較すると、レースのレベル自体が今年は少し低かったという感が強いです。
優勝騎手である藤田のレース後のコメントが、「ゴールしても勝ったかどうか自信がなくて祈る思いで引き上げてきました。まだ馬が真面目ではなく、競馬に前向きではないですね。だから道中追い通しでした。課題は残りましたが、力のあるところを見せてくれました。何とか連覇ができて嬉しいです」と、なんとなく歯切れが悪いのも、この馬本来の能力を出し切っての勝利ではなかったからなのかもしれません。
59キロを背負っての重賞勝ちはそれなりに評価すべきでしょうが、あまり買いかぶりすぎると次走人気で凡走という可能性もあるのでは。
最も印象に残ったのは6着敗退のサイレントディール。スタートで出負け、4角手前で行き脚がついたところで前が詰まるという二重の不利がありながら、勝ち馬とは0.4秒差。特に4角手前では鞍上の武豊が手綱を引っ張るほどの不利でしたから、あれさえなければ、という内容。最近、スタートでの出遅れがクセになってしまっているようですが、それを差し引いても、ダート重賞路線では今後も目の離せない1頭だと思います。
ガッツさん、コメントありがとうございます。
私もサイレントディールが軸でしたから、なんとも悔しさの残るレースでした。
次に期待したいところですが、芝路線に戻ってしまわないように祈るばかりです。
投稿情報: 永井 | 2005-09-07 16:52
サイレントディールに総流ししてました・・・
確かにレベルの低い競馬でしたね><;;;
投稿情報: ガッツ | 2005-09-07 15:30