明日、南関東の2冠馬シーチャリオットが船橋競馬場で行われる京成盃GMに出走します。
ご存じのように、春は羽田盃、東京ダービーを制し、3冠の最終関門となるジャパンダートダービーで中央のカネヒキリとの対決に注目が集まりましたが、左トウ骨の剥離骨折により戦線離脱。カネヒキリとの対決も、3冠の夢もついえてしまいました。
今年の最終目標はいうまでもなく、暮れの大一番である東京大賞典。この京成盃GMはそれに向けての叩き台というわけですが、約半年のブランク、初の古馬との対戦、克服すべき課題が多いのも事実。ただ、10月下旬からはすでに調教を開始しており、ここで100%の仕上げとはいかないでしょうが、8分程度には仕上げてくるはず。古馬との力関係も羽田盃や東京ダービーで負かしたボンビネルレコードが初の古馬との対戦となった東京記念を快勝しており、今年の3歳馬は粒揃いとの評価もあります。春に3歳馬の頂点に立ったシーチャリオットが古馬のG3級相手に負けるわけにはいかないでしょう。
というわけで、シーチャリオットの勝ちっぷりを見届けるレースとなりそうですが、相手選びがかなり難解。いまのところ、紅一点のコウエイソフィア、好調ベルモントストーム、堅実駆けのインターセフォーあたりが有力だと思いますが、それ以外の馬がきてもまったく不思議ではない混戦模様。軸が堅いときはヒモが荒れる、という定説もあり、人気の低い馬たちをあえてひっかけるという手もアリかもしれません。
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