1着から6着まで、単勝人気順にゴール板を駆け抜けるという、きわめて順当な決着となった第18回かしわ記念。
本命馬アジュディミツオーがあっけなく先手を奪いマイペースに持ち込んだ時点で、すでに勝負あった、という感強し。4角でブルーコンコルドがアジュディに並びかけるも時すでに遅し。レース後の幸騎手の「勝った馬を楽に行かせすぎた」というコメントがすべてを象徴しています。
3着のサカラートは前走とは違い、自身の折り合いに専念するのがやっとで、前を追いかける余裕すらなし。アジュディの強さと同時に他馬の無策ぶりも際立ったレース。これでGW交流重賞シリーズも幕を閉じましたが、最も印象に残ったのは、昨日の兵庫CSで牝馬らしからぬ凄みを見せたグレイスティアラのみ、というややさみしい結果に。来年こそ、G1の名にふさわしい熱いレースを期待したいと思います。
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