ブルーコンコルド、ワイルドワンダーという去年の1・2着馬が今年も揃ってここに参戦。今回の組み合わせを見ると、この2頭の争いになる公算大。
焦点はどちらを上位に取るかでしょうが、トップクラスでのレースでは1600という距離に若干の不安を残すワイルドワンダーよりも、8歳とはいえ地方のダ1600で[4-2-0-0]という安定感を示すブルーコンコルドを今回も上位と見るのが正解。今回は休養明けとなりますが、ここを目標に入念に調教が積まれており、相手関係からも負けられない一戦と見ます。
この2強で崩れる可能性があるとすれば、やはりワイルドワンダー。ダ1400[5-1-1-0]に対し、ダ1600では[1-2-2-0]と詰めを甘くする傾向が強く、ブルーコンコルドに対し真っ向勝負を挑む間隙をつかれて3着という可能性も。2強の一角を崩せる可能性のある馬も限られてはきますが、その最有力候補としては先手を取り切った際のコンゴウリキシオー。今年5月の「かきつばた記念」では交流重賞常連組のリミットレスビッドやメイショウバトラーを破っており、マイペースならダートでも好戦可能。
実績ではキングスゾーン、メイショウバトラーも圏内候補といえますが、前者は去年4着時のような勢いが見られず、後者は年齢的に旬を過ぎた印象が。3着候補のオサエ評価が妥当でしょう。
地元勢はトーホウライデンにしてもダ1600で1分38秒7が最速。去年のブルーコンコルドの勝ち時計1分36秒8と比較すると能力差は歴然。今回もJRA勢の上位争いになる可能性大でしょう。
◎ブルーコンコルド
○ワイルドワンダー
▲コンゴウリキシオー
△メイショウバトラー
△キングスゾーン
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