阪神ダート1200は同じ距離とはいえ中山ダ1200とは傾向がかなり異なります。
まず、今年の種牡馬成績を見ると、阪神ではアフリート、フォーティナイナーという、ミスプロ系が圧倒的に強いです。サンデー軍団(バブルガムフェロー、サンデーサイレンス、フジキセキ)も頑張っていますが、その3頭の勝ち鞍(8勝)を合わせても、アフリート1頭(9勝)に及びません。
ミスプロ系ではエンドスウィープという新進種牡馬もおり、しばらく、この系統の天下は続きそうな雲行きです。
母父ではノーザンダンサー系(ノーザンテースト、Danzig、ラシアンルーブルなど)が強く、まあミスプロ×ノーザンダンサーというお約束のような配合が◎、ということです。
脚質では逃げ、先行有利となっています。今年になって、このコースで追い込んで勝った馬はわずか2頭。全体のなかでの占有率は、わずか0.6%です。追い込む競馬しかできない不器用な馬はこのコースではほとんど用ナシと考えていいでしょう。
ところで、話が変わって、有馬記念ですが、いろいろデータをほじくっていると、出てくるのがゼンノロブロイ消しという材料ばかりです。このあたりのネタはまた次回に。
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