有馬記念に限らず、G1では避けて通れないのがサンデーサイレンス産駒の取捨です。
サンデーの初年度産駒である95年ジェニュイン以降、サンデー産駒は有馬で皆勤賞を続けており、03年までに延べ27頭が出走しています。で、その成績は[1-4-4-18]。勝率3.7%、連対率18.5%、複勝率33.3%となっています。
他のG1に比べると、有馬のサンデー産駒はあまりパッとしません。優勝は01年マンハッタンカフェ1頭のみ。意外にも単勝1番人気に推されたのも97年マーベラスサンデー(2着)1頭だけです。
先に紹介した全成績を見ると、サンデーはイマイチという感を抱いてしまいますが、それはサンデー産駒は人気を集めて当然という色眼鏡で見てしまうせいかもしれません。視点を変えて、穴馬という観点に立つと、サンデー産駒の成績も意外に悪くないのではと思えてきます。
02年3着コイントス(8番人気)、01年3着トゥザヴィクトリー(6番人気)、98年3着ステイゴールド(11番人気)など、人気薄での好走が目立つサンデー産駒は、有馬に限っては穴候補と見た方がいいのかもしれません。
次回は有馬のその他の種牡馬成績などを。
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