今年の有馬記念は3歳馬6頭、4歳馬1頭、5歳馬3頭、6歳馬3頭、7歳馬2頭の計15頭で争われる予定です。
この顔ぶれを見て、まずアレ? と思うのは充実期にあるといわれる4歳馬がゼンノロブロイ1頭しかいない、ということです。
ゼンノロブロイが秋天、JCを連覇したことで、今年の春に囁かれた現4歳世代は弱い、という説は吹っ飛んでしまったような気がしますが、この出走頭数の少なさはやはり現4歳世代の層の薄さを如実に表しているといえます。
今年の秋天、JCを振り返って、出走メンバーをあらためて見渡すと、例年に比べてレベルが低かったといわざるを得ません。それは秋天で牝馬が2、3着を占めたということでも明らかです。
最近2年の中長距離G1で最もメンバーがそろったレースといえば、03年の宝塚記念だと思います。
各世代の№1ホースが出走しただけでなく、レース自体も緩みのないペースで底力が問われるものでした。
そして、このレベルの高いG1を制したのが現5歳世代のヒシミラクルだったということは記憶にとどめておくべきだと思います。というのも、現5歳世代は03年以降の中長距離G1で7勝をマークして断然トップに立っているからです。
それに続くのが現6歳世代。この世代はジャングルポケット、マンハッタンカフェがいて、JC、春天、有馬などを勝っていますが、現5歳世代の台頭により影が薄くなった感は否めません。
現7歳世代はエアシャカール、アグネスフライト、アグネスデジタルなどがいましたが、いまやタップダンスシチー1頭が屋台骨を支えている感じです。世代全体として見ると、やや低レベルといえます。
現3歳世代に関しては、まだ4歳以上の古馬たちとの対戦が少なく、断定はできませんが、JCでゼンノロブロイにちぎり捨てられたレースを見ると、3歳勢はさほど脅威とはいえないと思います。
今年の有馬はいまのところ、ゼンノロブロイ断然ムードですが、03年以降の中長距離G1ロード全体を見ると、現5~7歳馬優勢で推移してきた勢力図を、4歳世代の代表格となったゼンノロブロイが塗り替えることができるのか、といったところだと思います。
◆有馬記念世代別成績
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順位 世代 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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1 現5歳(1999年産) 2- 0- 0- 4/ 6 33.3% 33.3% 33.3%
2 現6歳(1998年産) 1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 12.5% 25.0%
3 現4歳(2000年産) 0- 1- 1- 2/ 4 0.0% 25.0% 50.0%
4 現7歳(1997年産) 0- 1- 0-11/12 0.0% 8.3% 8.3%
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明日はいよいよ有馬の枠順が確定します。それに合わせて、枠馬番データを分析してみたいと思います。
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