TADAのDATA

不良

今日の中山ダートのように時計のかかる不良馬場になると、予想がかなり難しくなりますね。ダート戦の後半３レースはいずれも単勝10番人気以下の馬が複勝圏内に食い込んでいたように、通常の能力や展開予想だけでは太刀打ちできなくなります。当然、私の馬券も不良債権化してしまいました。

こういう日はさっさと切り上げるのが得策なんでしょうけど、前日に予想をしてしまったりすると、つい手を出してしまう。反省です。

来週はぜひまともな馬場でのレースを。重賞はAJCCと平安S。注目はいうまでもなくフェブラリーの前哨戦である平安Sです。AJCCは年々メンバーの質が落ちていくような気がします。いまやG3レベルという感じですよね。来週からは小倉開催もスタートして、久々の3場開催。今週は小倉ダートの傾向を整理してみようかな、と思ってます。

ズブズブ

今日の中山ダートは割と先行有利な感じで推移していたので、最終はお手馬のスペシャルストックの前残りに期待したのですが、前半のラップが12.0-10.4-10.9の流れで、後半ズブズブに。

スペシャルストックは今回休み明けだったので、叩いた次走に期待ですね。

それと、今日の中山第6Rの新馬戦に勝ったコンヴィクション(父サクラバクシンオー、母コンフィデンス)はなかなかいいスピードを持った馬です。今日は前半飛ばしすぎて、上がりが40.5秒もかかってましたけど、もう少しレースを覚えれば、ダート短距離ではそこそこ出世しそうな感じです。

サンエムキング

フェブラリーSの前哨戦である根岸Sに以下の地方馬5頭の出走申し込みがあったそうです。

サンエムキング（高崎）　　　牡13歳
サンクスメモリー（高崎）　　牡10歳
タワリングドリーム（高崎）　せん9歳
トミケンマイルズ（船橋）　　牡5歳

補欠馬
タイガーロータリー（高崎）　牡5歳

なかでも注目は13歳馬のサンエムキングですね。
全成績はナント[17-19-18-72]。

JRA所属時には、重賞勝ちこそないもののOP特別の師走Sを連覇するなど、ダート戦線の渋い脇役といった感じの馬でした。

しかし、老いたりとはいえ、前走(04年11月7日トパーズC)では0秒6差の4着と健闘しています。所属の高崎競馬が廃止となったことで、そろそろ引退かなと見ていたのですが、人間の思惑でまだ走らざるを得ないのか、引退させるには惜しいほどまだまだ元気一杯なのか、詳しい事情はわかりませんが、昔馬券でお世話になった私としては、もし出走が叶えば少しだけ心情馬券を投じてみようかな、と思っています。

ハンデ戦の狙い方

週末の重賞に日経新春杯というハンデ重賞が組まれているので、今日はハンデ戦のデータなどを紹介したいと思います。

まず、04年のハンデ戦のみの斤量別データはこんな感じになっています。

◆斤量別集計
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斤量 　1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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～49kg 1- 0- 2- 16 5.3% 5.3% 15.8%
49.5～51kg 5- 5- 8- 235 2.0% 4.0% 7.1%
51.5～53kg 30- 35- 32- 621 4.2% 9.1% 13.5%
53.5～55kg 63- 83- 76- 793 6.2% 14.4% 21.9%
55.5～57kg 74- 63- 65- 381 12.7% 23.5% 34.6%
57.5～59kg 28- 17- 17- 75 20.4% 32.8% 45.3%
59.5～ 0- 0- 0- 0
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これを見ると、やはりある程度斤量を課せられた実績上位の馬が強いことがよくわかります。ということは、馬券の軸にはハンデがキツそうに思えたとしても、トップハンデなど重い斤量を背負う馬をセレクトするのが賢明といえます。

軽ハンデの馬が穴をあけるというケースも確かにあるのですが、上位を53キロ以下の軽ハンデ馬が占めるというケースは稀ですので、組み合わせとしては重ハンデ馬＋軽ハンデ馬という組み合わせが穴狙いには最も効率がいいかもしれません。

さて、ハンデ戦ではかつて、競馬オヤジがもっともらしく口にしていたのが「テンゴハンデ馬は買い」というものです。テンゴとは、56.5とか半端な数字のハンデを課せられた馬のことです。

◆テンゴハンデ馬別集計
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斤量 　1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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55.5kg 2- 5- 3- 9 10.5% 36.8% 52.6%
56.5kg 6- 3- 5- 15 20.7% 31.0% 48.3%
57.5kg 11- 10- 9- 39 15.9% 30.4% 43.5%
58.5kg 2- 1- 0- 3 33.3% 50.0% 50.0%
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集計する前は私自身も半信半疑だったのですが、こうやって数字を見てみると、競馬オヤジの言葉も意外に侮れないことがわかって少々驚きました。

残念ながら、日経新春杯にはこれに該当する馬はいないのですが、16日の中山競馬第9R「成田特別」には1頭だけ該当馬がいました。56.5キロのホットテーブルです。人気になりそうな馬ではありますが、この法則からすればはずせない1頭といえそうです。

川崎記念出走予定馬

1月26日に川崎競馬場で行われる第54回川崎記念（ダート統一Ｇ１・2100ｍ）の出走予定馬が発表されました。

●ＪＲＡ選定馬
シーキングザダイヤ
タイムパラドックス
ダイワエルシエーロ
ノボトゥルー
●ＪＲＡ補欠馬
パーソナルラッシュ
ノボジャック
ワイルドソルジャー
ピットファイター
ビッグウルフ

●他地区選定馬
ウツミジョーダン
トニージェント
マンボツイスト　
●他地区補欠馬
シノブホマレ　
ユウキュウ

●南関東選定馬
アジュディミツオー
イシノファミリー
コアレスハンター
ジェネスアリダー
ダンツフレーム
トーシンブリザード
モエレトレジャー
●南関東補欠馬
ファイブビーンズ
メルクリオス
デンバースワン

去年暮れの東京大賞典の再戦といった感が強いですね。注目は当然、そのレースを逃げ切ったアジュディミツオー。中央ではタイムパラドックスの巻き返し、ダイワエルシエーロがダートでどんなレースを見せるか、といったところです。

芝で頭打ちになった馬がダートに活路を求めるという方向もアリだとは思うのですが、ダイワエルシエーロの場合はダート適性にやや疑問アリと個人的には思っています。

大物登場?

怒濤の３日連続開催が終わりました。結果は労多くして実り少なく、という感じでした。

そんななかでの収穫というか、これからの活躍が期待できそうな馬を１頭見つけました。

今日の中山競馬第９Ｒ「黒竹賞」に勝ったシンメイレグルス(父ブライアンズタイム、母モーニングタイド)です。

血統的にはマイネルモルゲンの半弟ということになるのですが、父がブライアンズタイムのシンメイレグルスの方が兄よりも大物感が漂います。

なにより今日の勝ちっぷりが良かったです。レースのラップを見ると、スローペースで先行有利の流れだったにも関わらず、後方待機からジワジワ進出して、直線で一気に後続を突き放すというデビュー2戦目とは思えない大人びたレースぶり。上がり3Fの時計は37秒5。2着のスルーレートが38秒8ですから、その差は1秒以上もあったわけです。

この馬についての中村調教師のコメントを見ると、調教ではさっぱり走らないそうですが、心臓の強さは獣医さんが「G1級」だと太鼓判を押しているとか。

芝は未経験ですが、この馬の体型やフットワークを見ると、芝もこなせそうというよりも、芝向きという感じがします。事実、兄のマイネルモルゲンも芝で実績を残していますから、この馬も芝がまったくダメとは思えません。

3歳クラシック戦線に、また1頭おもしろい存在が現われました。シンメイレグルス、これからちょっと注目してみたいと思います。

さて、次週は京成杯と日経新春杯です。

圧巻

今日のガーネットSのメイショウボーラーの勝ちっぷりは圧巻でした。まさにモノが違うという感じでしたね。

前半のラップが11.8-10.3-11.0ですから、先行したナムラビッグタイムやマルターズヒートが大敗したのも、仕方ないところですが、メイショウボーラーはそのペースでついていって、直線では突き放す芸当を見せたのですから、搭載エンジンが他馬とは違っていたというところですね。

そして、その前半の速いペースに置かれ気味だったエンゲルグレーセが結果漁夫の利を得た、という形となりました。

メイショウボーラーのこれからについてですが、そのあり余るスピード能力のために、マイルのフェブラリーSはどうなんだろう、という心配があります。もちろん、今日の結果からフェブラリーの有力候補にのし上がったことは間違いないのですが、これだけでG1にリーチというわけにはいかないと思います。

ところで、馬券的には2着のエンゲルグレーセまでは手が出ずに、万馬券を取り逃がしてしまいました。でも、まだ明日があります。この悔しさは明日きっと晴らしたいと思います。

東西金杯快勝の1番人気馬の可能性

金杯は東西ともに単勝1番人気馬が快勝しました。
クラフトワーク、ハットトリックともに、2歳時から期待されていた馬がようやく軌道にのったという感じですが、G1レベルに昇りつめるためには、もうひと皮むける必要があるのでは、と思います。

個人的には中山金杯の◎マイネヌーヴェルが2着と好走してくれたので、まずまずのスタートでした。

中山金杯は年長馬多すぎ?

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、05年の競馬も明日から開幕です。
正月競馬といえば、お約束の金杯というわけですが、特に今年の中山金杯のメンバーを見て、感じたことをひとつ。

一言でいえば、年長馬が多い、ということです。

4歳馬0、5歳馬4頭、6歳馬5頭、7歳馬4頭、8歳馬2頭というメンバー構成です。

この中山金杯は明け4歳馬が強い、ということでよく知られていたのですが、今年は出走ナシ。となれば、少しでもフレッシュな5歳馬狙いかなあ、などと考えています。

データでは、前走で0.3～0.5秒という微妙な差で負けている馬の好走が目立つので、エイシンチャンプ、マイネヌーヴェルあたりが狙い目かもしれません。

ところで、久しぶりに万馬券画像を追加することができました。目標は毎週画像をUPすることなのですが、今年はその目標に少しでも近づけるように頑張りたいと思います。