日曜競馬回顧～アンタレス、フローラ

日曜競馬の私の◎の成績は以下の通りです。

東京競馬第9R…カミノヤマボーイ6着
京都競馬第11R…ヒシアトラス4着

カミノヤマボーイは好スタートを切ったのですが、馬がソノ気になったのか、やや行きたがる素振り。それをなんとかなだめて直線でもよく健闘しましたが、3着争いに加わるのがやっと。前半のロスがなければ、という競馬。

アンタレスのヒシアトラスに関しては、スタートしてすぐインに張りついて好位をキープしたところまでは良かったのですが、3コーナーあたりでペースが上がったときに置かれてしまったのがすべて。本来は直線でもインをつきたかったのでしょうが、外目に持ち出さざるを得ず、そうしたロスがたたっての4着。

勝ったピットファイターはヒシアトラスとは逆に平均ペースの流れに乗った終始スムーズなレース運び。2着のオーガストパイオも昇級戦でどうかと心配されましたが、さほど厳しい流れにならなかったのが幸いしての好走。

期待されたサイレンスボーイはハナに立つまでに脚を使ってしまい直線でガス欠。サミーミラクル、エンシェントヒルの追い込み勢は流れが向かなかったのがすべてでした。

今日のアンタレスS組の何頭かは来月の東海Sへ向かうことになるんでしょうが、今日のメンバーは展開ひとつで着順がかなり入れ替わりそうな感じなので、アンタレスSで先着したというだけでは過信禁物のような気が。

一応オークストライアルにも触れておくと、ディラデラノビアが貫祿を示した形。上がりが11.7-11.3-11.7のレースを後方から差し切ってしまったわけですから、今回のメンバーではモノが違ったという感が強いです。桜花賞の出走権を逸したことが、今日のレースまで比較的ゆったりしたローテーを組めたことにつながり、それが好結果に結びついた。桜花賞前のツキのなさを払拭し、いい流れでオークスを迎えるディラデラノビアは本番でもコワイ１頭になりそうです。

2、3着にはレースパイロット、アスピリンスノーという良血馬が入ったわけですが、2頭ともG1で勝ち負けするにはまだ線が細い気がします。