天皇賞・春というレースは、なぜか単勝5番人気馬の成績が冴えません。
去年5番人気のシルクフェイマスが3着にきているとはいえ、これまでの春天の歴史のなかで、5番人気の優勝馬を探すと、ナント1948年のシーマーまで遡らなければなりません。
春天での単勝5番人気馬全成績はというと、[1-4-9-51] (1944年は能力検定レースとして施行され、馬券発売がないためデータから除外)。確かに、5番人気といえば微妙な人気順で、総じて1~3番人気に比べると勝率、連対率、複勝率がガクンと落ち込むゾーンではあるのですが、それにしてもです。
最近の春天の5番人気馬の顔ぶれを見ても、シルクフェイマス、イングランディーレ(03年)、エリモブライアン、アドマイヤボス、レオリュウホウ、シルクジャスティス、ローゼンカバリー、ヤシマソブリン、マチカネタンホイザ、ダイユウサク、クシロキング(87年)など、ある意味ソコソコな面子だとは思うのですが、徹底して勝てない。
今年、どの馬が5番人気になるのか。今回の出走予定馬を査定してみると、どうもハーツクライあたりがクサイ。新聞紙上では上から下まで△が並びそうですが、よく走って3着という臭いがプンプン漂います。
5番人気あたりは穴党にとって魅惑の人気順ではありますが、馬単や3連単での5番人気馬の1着づけはかなりデンジャラスな賭けといえそうです。
投稿情報: |