単勝1~3番人気馬がその人気順通りにゴール板を駆け抜けた第66回オークス。
こうしたケースは、46年のミツマサ、トヨトシ、ワールドモア、77年のリニアクイン、アイノクレスピン、メイワロックという2回しかなく、穴党の人々にとっては約20年に1回しかないガチガチの本命サイドのオークスに巡り合ってしまった身の不運を嘆くしかないという結果。
今年のオークスのラップは12.6-11.3-13.2-13.1-12.9-13.4-13.1-12.6-12.2-11.5-10.9-12.0。これを見ればわかるように、各馬の位置どりが決まってからはほぼ13秒台のラップを刻んでいくという、まさに上がり勝負のレース。ここまでスローになっては、決め手のない馬は用ナシ。1~3着までがラスト3Fで33秒台を記録するようなレースでは、人気薄馬が台頭する余地はまったくなかったといえます。
それにしても、桜花賞あるいはその前哨戦で示された力関係がそのままオークスにおいても再現される、というのは上位グループとそれを脅かさんとする第2グループとの差が大きかったということ。それが、今年の3歳牝馬戦線の特徴だったような気がします。
はじめまして 桂馬@トラセンの中の1人です。
2つの記事に各一本TBさせて頂いたのですが、
こちらの記事はダブってしまいました。
申し訳ありません。宜しければ1つ削除してください。
投稿情報: 桂馬 | 2005-05-26 23:35