牝馬のワンツー決着となった第10回NHKマイル。今年の3歳牝馬のレベルが高いのかどうかを議論するには時期尚早だと思いますので、そのあたりの話は控えるとして。
馬券を買う立場で、なぜ桜花賞馬がオークスという勲章を取りに行かずにこちらにまわってきたのかをもう少し重く考えるべきだったかな、と反省しています。もちろん、距離適性を考えてのことでしょうが、もし、今年のNHKマイルに去年のキンカメのような存在がいれば、ラインクラフト陣営も距離を心配しながらオークス出走を選んだのだろう、という気がします。しかし、今年は出走メンバーを見渡すと、牡馬の一線級が不在。同陣営には勝てる、という確信めいたものがあったのでしょう。名より確実に取れそうな実を、ということでオークスを捨てた陣営の英断には参りました、とアタマを下げるしかありません。
誤解を恐れずにいえば、今年のNHKマイルはG1レベルの牝馬とG2レベルの牡馬の対決という図式だったのだなあ、と。そして、G1レベルの牝馬が勝った。そういう風にレース前にきちんと考えていた人が馬券を取り、そういう考えを重視しなかった私のような人間が砕け散ったということだと思います。
でも、NHKマイルはともかく、日曜は私の主戦場であるダート戦で万馬券を立て続けにGETという僥倖にも恵まれたので、私自身としてはとてもいい日でした。これでGWでの地方競馬での負けを取り返せたかな、という感じです。
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