第39回東京盃は単勝1番人気に推されたアグネスジェダイが快勝。檜舞台JBCへの出走権をつかみ取りました。
先行馬が多く、先行争いの激化が予想されましたが、アグネスジェダイやロッキーアピールがハナを強烈に主張しなかったことで、意外に落ち着いたペースに。アグネスジェダイは外枠発走で終始スムーズな競馬。直線に入ってからはロッキーアピールの粘り腰に意外に手こずりましたが、今日は役者が一枚上というところを示せたのでは。
JBCではさらに相手が強化されるため、今日のレースぶりでは少し心もとない気もしますが、レース後の森調教師のインタビューを見ていると「調子は上向き」とか。今日のレースでなにより驚いたのは、実はこのコメントだったりします。
このアグネスジェダイという馬、04年6月19日のデビュー以来、ほぼ月1のローテーで休むことなく走り続けているからです。それでいて、調子落ちどころか、調子上向きとは、恐るべきタフネスぶり。使い減りしないタフさが売り、というキャラはいまの競馬界においてはある意味貴重な存在です。カネヒキリなどに比べると、少しばかり地味ではありますが、こういう得難いキャラの持ち主がJBCの出走権を手にしたのは、喜ばしいことだなあと馬券をはずした悔しさを少しだけ忘れさせてくれました。多謝!
投稿情報: |