まずは本日行われた第9回黒船賞(交流G3)の回顧から。
単勝1.1倍という断トツの1番人気に推されたブルーコンコルドがモノの違いを見せて圧勝したわけですが、1400の距離、相手関係などを考えると、59の斤量であっても順当すぎる勝利というところ。マイルのフェブラリーでは4着に破れたわけですが、1400までなら現役歳強でしょう。このレースや阪神大賞典のように、能力的に抜けた馬が1頭というケースではヒモが荒れる、という昔からいわれる競馬の定説通り、2着には単勝6番人気のロッキーアピールが入り、馬連1210円の少波乱という結末。2番人気のニホンピロサートはハナ差届かずの3着。今日のところは、どことなくノンビリかまえていたニホンピロサートの安藤勝よりも、スタートから行く気を見せたロッキー騎乗の山崎騎手との気迫の差だったような印象を受けました。
引き続き、明日は名古屋で名古屋大賞典(交流G3)。こちらは、今日3着惜敗のアンカツが騎乗するピットファイターに期待です。去年7月のマーキュリーC以来の実戦となりますが、休養明け[3-1-0-2]と鉄砲がきくタイプですので、このブランクはさほど大きなマイナスとはならないはず。G3を3勝している実力馬ですから、今回は相手関係を考えても上位に食い込んでくる確率は高いと見ます。相手候補一番手にはやはり前走佐賀記念を圧勝したマイネルボウノットを。斤量の57は相当有利。この2頭で決まる可能性大で、オサエてもドンクール、トウケイファイヤーまで。オッズ次第では、ピットファイターとマイネルボウノットの1点勝負を考えているのですが、さてどうなりますやら。
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