4月5日、船橋競馬場で行われる第10回マリーンC(交流G3)。JRAからはグラッブユアハート、レマーズガール、地方からはジーナフォンテン、テンセイフジ、ローレルアンジュなど、お約束ともいえるメンバーによるレースなわけですが、今回は久々に戦列復帰のトーセンジョウオー、そして3歳のプラチナローズの参戦があり、最近の牝馬交流重賞のなかでは比較的おもしろい一戦になったのでは。
馬連や3連複の軸としては、前走不可解な負け方をしたグラッブユアハートよりも、ここが叩き3戦目のレマーズガールの安定感を取るのが正解なんでしょうが、それではあまりに面白みに欠ける、ということで、ここは思い切って3歳のプラチナローズに期待です。
この馬は父クロフネ×母スギノキューティーという血統なのですが、まずクロフネ産駒は芝→ダートというコース替わり時が狙い目というデータがあります。前走芝で走っていた馬がダート戦に出てきたときの成績が[7-2-1-16]。勝率26.9%、連対率34.6%、複勝率38.5%となっており、これは芝→芝、ダート→芝、ダート→ダートという他の使い方に比べても、トップの成績。また、母スギノキューティーはご存じのように4勝すべてを2~3歳春までにマークした早熟タイプだったことも、今回の大駆けを期待させる理由のひとつ。距離の1600がどうか、という心配もありますが、母スギノキューティーが1800のフラワーCを勝ち、NHKマイルCでも3着しているくらいですから、心配ナシ。それに斤量の50はなんといっても魅力大。このアドバンテージを活かせば、馬券対象圏内に食い込む可能性も十分と見ます。
プラチナローズを軸に、相手にはJRA勢の3頭、地方馬では前走で一発をすでにかましてしまったローレルアンジュよりも、テンセイフジ、ミライの4歳勢の方が狙い目。
いつの間にかリニューアルされている!
投稿情報: nonanona | 2006-04-05 18:48