第1回から第6回まではハンデ戦。去年からはハンデ戦となっている兵庫ゴールドトロフィー。その条件変更が結果にどんな影響を与えるか注目されましたが、終わってみれば斤量59.5のリミットレスビッドが優勝、2着にも斤量59のプリサイスマシーンが入り、別定重量戦同様に実績上位馬同士の決着に。
しかし、このレースで興味深いのは単勝1番人気馬が[3-0-2-2]と意外に取りこぼしが多い点。それとは対照的に好走率が高いのが[1-3-3-0]の単勝3番人気馬。3連系馬券の軸には1番人気より3番人気が最適かもしれません。
今回の出走メンバーを見ると、今年同じ舞台で行われたJBCスプリント出走組が一枚も二枚も上の印象。馬券的にもこれらの馬をどう組み合わせるかがポイントでしょう。人気はJBCスプリント2着のスマートファルコンが集めそうですが、これまでのレースぶりを振り返ると、距離的には2000前後が最も合っている印象。相手関係はともかく重賞で勝ちきっているのが斤量54以下時であることなどを考えると、ここでアタマ鉄板とするのは早計でしょう。
そこで注目したいのが、リミットレスビッド。9歳という年齢や斤量59が嫌われて人気を落とすのであれば、今回が最も狙い目。振り返れば去年は斤量59.5でのV。その後の成績や年齢が加味されて今回59という設定になったと思われますが、気温の低下とともに調子を上げてくる冬馬であることを考えると、叩き4戦目の今回は単まで。
相手候補一番手はやはり、一連の交流重賞で実績を積み重ねてきたスマートファルコン。3番手にはJBCスプリント3着のアルドラゴン。斤量56はJBCスプリントとの比較でいえば有利。立ち回り次第ではスマートファルコン逆転のシーンも。
キングスゾーン、メイショウバトラーも実績からは注意が必要でしょうが、いずれも季節適性は冬よりも夏。今回は3着候補のオサエ程度の評価が妥当でしょう。
◎リミットレスビッド
○スマートファルコン
▲アルドラゴン
△メイショウバトラー
△キングスゾーン
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