去年までは東京シティ盃の名称で行われていたレースが、今年から東京スプリントと改称。今年で20回目の開催となりますが、中央との交流重賞としては今回が初めて。また、このレースの1・2着馬にはさきたま杯、かしわ記念の優先出走が与えられるトライアル戦という性格も併せ持ちます。
舞台となるのは大井ダート1200。この条件を考えると、07JBCスプリントや08東京盃で中央馬を一蹴したフジノウェーブが一歩リードの印象。ダ1200なら[6-1-1-1]と大崩れがほとんどなく、58も背負い慣れた斤量。今回のJRA馬の多くが大井コースの経験がないことを考えれば、ホームの利はやはり大きいと見ます。
多士済々のJRA馬のなかで重視したいのが、ゼンノパルテノン。近走成績だけを見ると、手を出しづらい感もありますが、去年4月の「コーラルS」ではフェラーリピサを1馬身3/4突き放す完勝。底力という意味では、このメンバー相手でも遜色ナシと見ます。課題はやはり経験のない1200の距離だけ。それさえこなせば力的に圏内も十分可能でしょう。
船橋のトップサバトンは前走フジノウェーブと同じ58を背負ってクビ差2着。今回はフジノウェーブより2k軽い56という斤量設定。対フジノウェーブという観点から今回も圏内候補と見るべき存在。
以下、前走好時計勝ちのガブリン、08東京盃2着のディープサマー、脚質的に大井コースがどうか未知数の部分あるも力互角のビクトリーテツニーなどが圏内候補。
◎フジノウェーブ
○ゼンノパルテノン
▲トップサバトン
△ガブリン
△ディープサマー
△ビクトリーテツニー
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