GW恒例交流重賞3連戦の第1弾となる「かきつばた記念」。
過去10年で単勝1番人気が3勝と意外に人気馬が勝てないレースですが、今年に限っては交流重賞4連勝中のスマートファルコンの参戦でアタマは堅そうなムード。あえて不安材料を探せば、近2走1900M以上の長いところを使っての1400M戦となる点のみ。しかし、相手関係を考えると、よほどの不利などがない限り、取りこぼしまでは考えづらく、ここは相手探しに専念した方が良さそうです。
スマートファルコンに次ぐ人気を集めそうなのが、前走「黒船賞」快勝のトーセンブライト。中央でも小周り巧者として知られるだけに、前走に引き続き警戒は当然必要でしょうが、あの勝ちっぷりは脚抜きのいい馬場の恩恵もあり、着差だけで過大評価を与えるのはどうか。
他のJRA勢では毎年夏に調子を上げてくるメイショウバトラーも9歳とはいえ侮れない存在。こちらは逆に前走が時計勝負になったことがマイナスに作用した感があり、時計を要する決着なら圏内も可能でしょう。
2000M前後ではスピードの違いでハナに立ってしまうスマートファルコンですが、1400M戦では差しにまわる公算大。となると、注意したいのが前残り。キングスゾーン、ポートジェネラルの2頭がやり合わずに折り合って進めば、スマートファルコンにはかなわないまでも他の差しにまわるJRA勢の追撃を封じる可能性も。この前を行く2頭はオサエには必要でしょう。
◎スマートファルコン
○メイショウバトラー
△トーセンブライト
△ポートジェネラル
△キングスゾーン
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