JCは天皇賞(秋)に続いて、ペリエ、ルメールのワンツーでしたね。G1は馬よりも外人騎手を買っとけば間違いないという感じになってきましたね。
ま、それはともかく有馬はJCよりもメンバーがそろいそうだし、おもしろくなりそうですね。その前にあまり負けがこまないように頑張りましょう。
来週は阪神JFとステイヤーズSです。
JCは天皇賞(秋)に続いて、ペリエ、ルメールのワンツーでしたね。G1は馬よりも外人騎手を買っとけば間違いないという感じになってきましたね。
ま、それはともかく有馬はJCよりもメンバーがそろいそうだし、おもしろくなりそうですね。その前にあまり負けがこまないように頑張りましょう。
来週は阪神JFとステイヤーズSです。
明日はいよいよJCD&JCです。
オッズを見ると、JCDはこんなものかな、という感じですが、JCは実績の割に売れていない馬がチラホラいます。たとえばウォーサンとか。今年の外国馬はショボイといわれることが多いせいか、日本馬に人気偏りすぎのような気もします。
あと、オッズの推移を見ていると、ハーツクライ、ナリタセンチュリーの2枠2頭が割と変動が激しいのが目につく程度ですね。私の◎はいい感じの人気のなさです(笑)。
◆JCダート単勝人気順オッズ
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順 枠 番 印 馬名 騎手 単勝
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1 5 10 アドマイヤドン 安藤勝己 1.8
2 8 16 ローエングリン 横山典弘 5.1
3 6 11 トータルインパクト スミス 5.9
4 7 14 タイムパラドックス 武豊 13.4
5 3 5 ユートピア デムーロ 20.7
6 5 9 ハードクリスタル 岡部幸雄 26.2
7 2 4 ジンクライシス 蛯名正義 26.7
8 6 12 ヴォルテクス ファロン 36.1
9 3 6 イーグルカフェ 田中勝春 42.0
10 1 1 ◎ナイキアディライト 石崎隆之 50.7
11 4 7 オミクロン スボリッ 64.2
12 1 2 クーリンガー 和田竜二 73.1
13 7 13 トップオブワールド 四位洋文 93.3
14 4 8 シロキタゴッドラン 柴田善臣 99.8
15 8 15 ホーマンベルウィン ペリエ 106.9
16 2 3 スナークレイアース 小野次郎 153.0
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◆JC単勝人気順オッズ
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順 枠 番 印 馬名 騎手 単勝
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1 5 9 ゼンノロブロイ ペリエ 3.0
2 5 10 コスモバルク ルメール 6.8
3 4 7 デルタブルース 安藤勝己 8.7
4 2 3 ハーツクライ 武豊 8.8
5 2 4 ナリタセンチュリー 柴田善臣 9.2
6 6 12 ハイアーゲーム デムーロ 13.8
7 8 15 パワーズコート スペンサ 13.9
8 7 14 ホオキパウェーブ 横山典弘 14.4
9 6 11 ヒシミラクル 角田晃一 16.0
10 8 16 ウォーサン ファロン 16.7
11 1 2 ◎リュヌドール ジャルネ 26.5
12 3 5 フェニックスリーチ ドワイヤ 34.0
13 4 8 エルノヴァ 藤田伸二 61.1
14 1 1 ポリシーメイカー パスキエ 63.9
15 3 6 マグナーテン 岡部幸雄 94.8
16 7 13 トーセンダンディ 江田照男 137.3
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●ウォーサン(国際レーティング120)
国際レーティング120は今回のJC参戦馬のなかではパワーズコートと並んでトップです。98年JC15着ルソー(父Salse)の半弟にあたります。この兄弟の共通点としては、やや底力に欠ける点です。G1勝ちは確かにあるのですが、A級馬が揃う凱旋門賞やKGⅥ世&QEダイヤモンドステークスなどでは力不足を露呈します。その意味ではJCは本馬にとって絶好の稼ぎ場所なのかもしれませんが、兄ルソーの15着大敗がやはり気になります。日本でもおなじみのカーリアン産駒とはいえ、母系が日本の馬場に適性があまりないのかもしれません。人気ほどの信頼性はないのでは。そんな気がしています。
●パワーズコート(国際レーティング120)
G1タイトルはタタソールズGCのみですが、ブリーダーズCターフ3着など、強敵相手にも大崩れのないレースを見せています。さらに、アイルランドの名調教師E・オブライエンの管理馬という点がこの馬のブランドイメージを高めています。実績だけを見ればJCで勝ってもおかしくないとは思いますが、アーリントンミリオンでは進路妨害で1着入線しながら4着に降着。他のレースでも度々直線で他馬と接触というシーンが見られるように、気難しい面があるようです。そういう危なっかしいところのある馬なので、能力の高さは認めても中心には推しにくいですね。
●フェニックスリーチ(国際レーティング113)
4歳馬ですが、デビュー後の骨折による休養期間が長く、キャリアはまだ8戦。それでいて、すでにカナディアン国際S(G1)を勝っているわけですから、能力的にはまずまずの馬だと思います。ただ、今年のJCに出走してくるウォーサン、パワーズコート、ポリシーメイカーにはいずれも先着を許しており、さらに今回は4カ月ぶりのレースとなります。父Alhaarthはあまり日本ではなじみのない馬ですが、英2000ギニー、英チャンピオンSの優勝馬 Haafhdを出すなど種牡馬として、まずまず成功を収めています。他馬との能力比較やローテーなどを考慮すると、オサエ評価が妥当かなという感じです。
●ポリシーメイカー(国際レーティング117)
かつて日本のエルコンドルパサーが勝ったことでよく知られるフォワ賞(G2)の今年の優勝馬です。G1勝ちがなく、ウォーサンやパワーズコートに比べると、やはり格下という感は否めません。前走の凱旋門賞でも19頭立てのどん尻。日本のタッフダンスシチーもこの馬には先着しています。サドラーズウェルズ産駒らしい欧州のパワー型ともいうべき馬で、重は[3-0-0-1]と巧者です。出番は馬場が極端に渋ったケースのみと考えていいかもしれません。
●リュヌドール(国際レーティング115)
キャリア7戦の3歳牝馬。前走リディアテシオ賞で初G1タイトルを獲得しています。牡馬の一線級との対戦がなく、能力は未知数です。個人的にはこの馬の母系に流れる「リュティエ」の血が気になります。トウルビヨン系というマイナーな血脈ですが、この血はとてつもない大物(シンボリルドルフ、トウカイテイオー、ビゼンニシキなど)や一発大駆けタイプ(ダイタクヘリオス、ダイタクヤマト、トウカイポイントなど)、あるいはまったく使いものにならない駄馬を数多く出します。まだ底を見せていないリュヌドールは、この「狂気の血」によって、世界的な大物に育つ可能性もあるのでは。そんな気がしています。
●ヴォルテクス
芝が主流の英国競馬ではほとんど注目を集めることのない存在ですが、ダート(あちらではオールウェザーコースというらしいです)11戦9勝という実績はなかなかのものです。ただ、これまで世界の一線級とはレースをしたことがなく、どの程度の実力の持ち主なのかはまったくの未知数です。まさに走ってみないとわからない。血統的には兄弟に重賞勝ち馬もいて、見どころはあるのですが、父デインヒル、母父ヴェイグリーノーブルって、やはり芝向きという感強いです。
●オミクロン
この馬がなにゆえJCダートに?? 独ダービーで3着があるように、ドイツ国内では芝でまずまずの実績を残していますが、ダートコースの経験が1回もないのです。独G1を2勝している父ジャーマニー、母父ラストタイクーンの配合を見てもダートで一変というイメージがまったくわきません。競馬ですから何が起こるかわからないとは思いますが、買いの材料がまったく見当たらないのでは、ちょっと手を出しづらいですね。
●トータルインパクト
外国馬のなかではダート実績№1です。G1ハリウッドゴールドCの優勝馬で、去年のJCダート優勝のフリートストリートダンサーにも2度先着しています。成績の字面だけを見ると、強そうという感はありますが、全成績[5 -8-2-6]と、2着の多さが気になります。近3走も勝てそうなレースだったにも関わらず、ゴール前の競り合いに負けて2、3着となっており、やや勝負根性に欠けるキライが。3連単の1着づけにはしたくないタイプですね。
今日のメインの私の◎は、東京、京都ともに致命的ともいえるスタートの出遅れが響き、ともに散りました。来週はJCです。普段その走りを見ていない外国馬の取捨に悩まされるレースですので、今週はできる限り、外国馬の紹介などをしていきたいなと考えています。
前売り段階での人気順はほぼ順当っていう感じでしょうか。個人的には、ダンスインザムードがもう少し人気になるかな、と見ていたのですが、秋華賞→天皇賞というローテーが嫌われたんでしょうか。
さて、前売り段階での気になる馬ですが、今週もいました。ちょっとおかしなオッズの動きを示した馬が。
それはアドマイヤマックスです。
今日の午前中に単勝オッズ30.7倍からいきなり4.4倍までいきました。この瞬間だけ2番人気にまでハネ上がりましたから、ちょっと不気味です。気になる人はアドマイヤマックスもぜひオサエておきましょう。
考えてみれば、この馬必要以上に左周りがいいといわれ過ぎているような気もします。新馬戦では京都のマイル戦を圧勝しているのですから、右回りがそんなに大きなマイナスではないと思います。
◆単勝人気順オッズ
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順 枠 番 馬名 騎手 単勝
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1 4 7 デュランダル 池添謙一 2.6
2 3 5 ファインモーション 武豊 5.0
3 2 3 ラクティ ロビンソ 6.4
4 8 15 ダンスインザムード ルメール 7.2
5 4 8 テレグノシス 横山典弘 11.4
6 6 12 アドマイヤマックス 武幸四郎 14.9
7 6 11 メイショウボーラー 福永祐一 23.8
8 5 9 バランスオブゲーム 田中勝春 26.6
9 2 4 マイネルソロモン 小牧太 30.9
10 3 6 マイソールサウンド 本田優 36.5
11 1 1 ギャラントアロー 幸英明 40.5
12 7 13 マイネルモルゲン 後藤浩輝 49.6
13 5 10 プリサイスマシーン 藤田伸二 57.1
14 1 2 フォルクローレ 佐藤哲三 84.4
15 8 16 ロードフラッグ 松永幹夫 139.1
16 B7 14 ナイトフライヤー 柴原央明 140.4
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来年夏からJRAはJNBと提携して、新しいサービスを始めるようです。これで、土日に資金がなくなって馬券が買えなくなる、という事態も回避できるわけですが、うれしいような、歯止めがなくなって困るような。なんとも微妙なところではありますね。
今週は京都競馬場でマイルCSが行われます。
このレース、実は3年前からちょっとしたマイナーチェンジが行われています。それは何かというと、00年まではAコースで行われていたのを01年からBコースへと変更されたのです。
AとBでは直線距離や幅員が微妙に違っています。ほんのわずかな差なのですが。
しかし、このわずかな差が馬よりも騎手の仕掛けどころなどの判断に微妙な影響を与えているのかもしれません。
最近3年はかつて"銀行レース"と呼ばれたマイルCSの面影はありません。単勝1番人気馬がことごとく馬群に沈み、それに代わって10番人気以下の伏兵馬が複勝圏内に食い込む波乱レースへと様変わりしているのです。
今年もマイルCSの基調は「波乱」。そう考えた方がいいかもしれません。
今日のエリザベスはアドマイヤグルーヴの圧勝劇で幕を閉じました。同世代のライバル、スティルインラブとの明暗がくっきり分かれる形となりましたね。
それにしても気になるのは、ここ一連のG1で前売りの段階で大量投票があった馬が続けて好走を果たしていることです。
来週以降も前売りオッズの動向を監視し続けて、気になる動きがあれば、ここで報告したいと思います。
さて、来週はマイルCS、そしてJCへと続きます。
アドマイヤグルーヴは中一週がやはり嫌われたのでしょうか。前売り段階では1番人気の座を3歳馬スイープトウショウに譲って2番人気となっています。
ただ、アドマイヤグルーヴは今日の午前中に大量の買いが入ったのか、一時は1.2倍までいきました。これを除けば、あとは順当な売れ方という感じですね。
他の馬券の1番人気は枠連4-6(6.4倍)、馬連7-12(6.3倍)、馬単7-12(12.1倍)、3連複7-12-15(9.1倍)、3連単7- 12-15(34.4倍)となっています。3連単の4ケタ配当は上位11番人気まで。それ以下はすべて万馬券。人気はやや割れ気味のようです。
◆単勝人気順オッズ
順 枠 番 馬名 騎手 単勝
1 4 7 スイープトウショウ 池添謙一 3.5
2 6 12 アドマイヤグルーヴ 武豊 3.7
3 7 15 スティルインラブ 幸英明 5.1
4 2 4 オースミハルカ 川島信二 9.7
5 8 17 エルノヴァ ペリエ 10.8
6 3 6 レクレドール 渡辺薫彦 18.4
7 5 10 メイショウバトラー 武幸四郎 19.3
8 4 8 ヤマニンアラバスタ 松永幹夫 23.9
9 7 14 エリモピクシー 福永祐一 26.2
10 8 16 ウォートルベリー ルメール 33.4
11 5 9 オースミコスモ 本田優 48.3
12 3 5 ドルチェリモーネ 岩田康誠 49.9
13 2 3 グローリアスデイズ 小牧太 54.3
14 1 1 メモリーキアヌ 秋山真一 86.8
15 1 2 マイネヌーヴェル 佐藤哲三 100.4
16 6 11 シンコールビー 四位洋文 126.7
17 7 13 レマーズガール 赤木高太 170.5
18 8 18 ブライアンズレター 川原正一 206.0
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