小雪舞う大井競馬場の東京大賞典は波乱となりました。
船橋所属の13番アジュディミツオー（父アジュディケーティング、母オリミツキネン）が人気のJRA所属馬を寄せつけない鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました。
1着 13アジュディミツオー
2着 11ユートピア 3
3着 14クーリンガー 1 1/2
4着 10タイムパラドックス アタマ
5着 １トーシンブリザード 3/4
注目を集めたJRAのタイムパラドックスは先行有利の流れのなかで持ち味を活かせず、パーソナルラッシュも致命的なスタートの出遅れが響いて見せ場すらつくれませんでした。
これで、来年2月のフェブラリーSの勢力図も混沌としてきた感があります。アドマイヤドンの芝路線転向後、ダート戦線ではどの馬が主役を張ることになるのか。結論は翌年に持ち越された、という感じですね。
さて、今年はこれが最後の更新となります。このブログを見ていただいた方には、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
それでは、よいお年をお迎え下さい。
29日は東京大賞典が大井競馬場で行われます。
注目度は有馬記念とは比べようもないですが、来年2月のフェブラリーSにつながるという意味でも、馬券を離れても要注目だと思います。
やはり、JCD優勝のタイムパラドックスとBCクラシック帰りのパーソナルラッシュの2頭に注目ですね。JC勝ちと海外遠征帰りとの対決という図式は、有馬のロブロイとタップとまったく同じです。
個人的には地方馬がこの一角を崩すのではないかと見ているのですが、さてどうなりますか。
12月29日 東京大賞典((交流G1、ダート2000m)
１枠１番 トーシンブリザード（船橋） 今野忠成
２枠２番 クールアイバー（大井） 石崎駿
３枠３番 シャコーオープン（大井） 的場文男
３枠４番 キョウエイプライド（大井） 張田京
４枠５番 ダンツフレーム（浦和） 見澤譲治
４枠６番 カフェオリンポス（ＪＲＡ） 岡部幸雄
５枠７番 コアレスハンター（大井） 御神本訓史
５枠８番 ウエノマルクン（大井） 鈴木啓之
６枠９番 パーソナルラッシュ（ＪＲＡ） 安藤勝己
６枠10番 タイムパラドックス（ＪＲＡ） 武 豊
７枠11番 ユートピア（ＪＲＡ） 横山典弘
７枠12番 モエレトレジャー（川崎） 金子正彦
８枠13番 アジュディミツオー（船橋） 内田博幸
８枠14番 クーリンガー（ＪＲＡ） 和田竜二
今日の有馬記念の結果については、謙虚に受け止めたいと思います。ペリエとロブロイには脱帽です。
1枠という好枠の利を最大限にを活かして、当面のライバルであるタップを封じ込めるために果敢な先行策をとったペリエの判断力と、それに応えたロブロイ。このコンビの強力さは、私の浅はかな読みを見事に粉砕しました。
それと、状態が決してよくなかったにも関わらず、底力を見せてくれたタップダンスシチーにも拍手を贈りたいと思います。
私の◎ヒシミラクルも上位2頭に対し、真っ向勝負を挑みましたが、4コーナーまででした。着順こそ悪かったですが、角田騎手のケレン味のない騎乗ぶりは気持ちのいいものでした。ミラクルには来年の復活を期待したいと思います。
05年の競馬は1月5日金杯でスタートです。
金曜発売分からの変動といえば、コスモバルクがデルタブルースをおさえて２番人気に浮上したくらいです。あまり注目されていないところでは、ハイアーゲームとピサノクウカイが昨日より順位を下げた程度ですね。
前売りオッズからの注目馬としては、8番ダイタクバートラムでしょうか。今日の午前中にちょっとまとまった買いが入って、11.2倍から7.4倍まで一気にオッズが下がりました。武豊がなにかをやらかしてくれるかもしれません。要注目です。
◆単勝人気順オッズ
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順 枠 番 印 馬名 騎手 単勝
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１ 1 1 ゼンノロブロイ ペリエ 2.2
２ 3 4 コスモバルク 五十嵐冬 6.1
３ 6 10 デルタブルース ボニヤ 8.5
４ 5 9 タップダンスシチー 佐藤哲三 9.0
５ 6 11 ヒシミラクル 角田晃一 10.5
６ 5 8 ダイタクバートラム 武豊 10.9
７ 7 13 ツルマルボーイ 蛯名正義 16.5
８ 8 15 アドマイヤドン 安藤勝己 21.8
９ 4 6 シルクフェイマス 四位洋文 27.3
10 3 5 ハーツクライ 横山典弘 36.2
11 8 14 コイントス 岡部幸雄 66.0
12 7 12 グレイトジャーニー 小牧太 69.5
13 2 2 ピサノクウカイ 藤田伸二 81.3
14 2 3 ハイアーゲーム 吉田豊 85.7
15 4 7 ユキノサンロイヤル 柴田善臣 104.5
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私事で恐縮ですが、今日の阪神競馬第9R「高砂特別」でメルマガで◎に推奨していた10番人気のマルイチバンバンが激走して、3連複万馬券をGETしました。単純にウレシイのですが、有馬の前日にツキを使い果たしたのではないかと、少し心配しています。小心者ですね、私(笑)。
明日は久しぶりに中山競馬場に出撃予定です。皆さんの健闘も心よりお祈りしています。
単勝1番人気はゼンノロブロイでほぼキマリというムードです。倍率は最終的にも2倍前後に落ち着くのではないでしょうか。
2番人気争いはデルタ、コスモの争いとなっていますが、現時点ではデルタが一歩リードです。ファン投票では多くの票を集めたバルクですが、勝つまではどうかなと見ている人が多いということですね。
馬連1番人気はゼンノ-デルタで5.1倍。馬単もゼンノ-デルタで7.9倍となっています。3連複はゼンノ-デルタ-バルクで7.4倍。3連単もゼンノ-デルタ-バルクで28.2倍となっています。
◆単勝人気順オッズ（金曜前売り最終分）
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順 枠 番 馬名 騎手 単勝
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１ 1 1 ゼンノロブロイ ペリエ 1.9
２ 6 10 デルタブルース ボニヤ 5.9
３ 3 4 コスモバルク 五十嵐冬 8.3
４ 5 9 タップダンスシチー 佐藤哲三 9.6
５ 6 11 ヒシミラクル 角田晃一 10.5
６ 5 8 ダイタクバートラム 武豊 15.9
７ 7 13 ツルマルボーイ 蛯名正義 17.5
８ 8 15 アドマイヤドン 安藤勝己 27.9
９ 4 6 シルクフェイマス 四位洋文 41.1
10 3 5 ハーツクライ 横山典弘 50.7
11 2 3 ハイアーゲーム 吉田豊 88.1
12 2 2 ピサノクウカイ 藤田伸二 93.3
13 7 12 グレイトジャーニー 小牧太 106.0
14 8 14 コイントス 岡部幸雄 127.9
15 4 7 ユキノサンロイヤル 柴田善臣 155.4
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有馬記念の金曜発売がスタートしました。
気の早い話ですが、現時点でのオッズはこんな感じです。
◆単勝人気順オッズ
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順 枠 番 馬名 騎手 単勝
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１ 1 1 ゼンノロブロイ ペリエ 1.8
２ 6 10 デルタブルース ボニヤ 7.0
３ 3 4 コスモバルク 五十嵐冬 8.5
４ 6 11 ヒシミラクル 角田晃一 9.2
５ 5 9 タップダンスシチー 佐藤哲三 13.3
６ 5 8 ダイタクバートラム 武豊 15.0
７ 7 13 ツルマルボーイ 蛯名正義 20.0
８ 8 15 アドマイヤドン 安藤勝己 26.3
９ 4 6 シルクフェイマス 四位洋文 41.1
10 2 2 ピサノクウカイ 藤田伸二 50.2
11 3 5 ハーツクライ 横山典弘 61.1
12 7 12 グレイトジャーニー 小牧太 79.8
13 8 14 コイントス 岡部幸雄 92.5
14 4 7 ユキノサンロイヤル 柴田善臣 100.5
15 2 3 ハイアーゲーム 吉田豊 133.7
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順当な売れ方という感じですが、ユキノサンロイヤルよりハイアーゲームの方が人気がないのが、私的には少々驚きです。
前売り最終オッズはまた後ほどUPします。
今年の有馬の枠順を見ると、人気馬の明暗がくっきり分かれたように思います。
ゼンノロブロイのペリエは「去年は大外で今年は最内かよ！」って感じだと思いますけれども、過去18年で複勝率が最も高いのが、この1枠だったりするわけです。なので、文句はなかろうと。
なかでも、一番の好枠を得たのがシルクフェイマスでしょう。4枠は過去18年で6勝(単勝率18.2%)と断トツのトップです。このあたりなら、スンナリ好位につけられそうだし、天皇賞大敗から一変というシーンまでありそうです。
ヒシミラクルも、前回の有馬ではインに押し込められてまともにレースができなかったことを思えば、今回の6枠11番は絶好ともいえるゲートです。少なくとも、前回の有馬の二の舞はなさそうです。
コスモバルク、デルタブルースもまずまずの枠を引き当てました。
一方、なんとも微妙なゲートを引き当ててしまったのが、タップダンスシチー。この馬番9は84年2着のカツラギエースを最後に、3着以内が1回もありません。出目でいえば、まさに”死に目”。底力だけでいえば、このメンバーのなかでは1､2を争う存在だけに、扱いが微妙になったという感が強いですね。
大外を引いてしまったアドマイヤドンは、明らかに不利だと思います。過去18年間で、この大外を引いた馬の成績は[1-0-0-17]。シンボリクリスエスを除いて、すべて着外に破れています。最近ではメイショウドトウ、少し古いところではライスシャワーなどが、この大外枠に泣いた口です。ドンも苦戦必至でしょう。
今年の有馬記念は3歳馬6頭、4歳馬1頭、5歳馬3頭、6歳馬3頭、7歳馬2頭の計15頭で争われる予定です。
この顔ぶれを見て、まずアレ? と思うのは充実期にあるといわれる4歳馬がゼンノロブロイ1頭しかいない、ということです。
ゼンノロブロイが秋天、JCを連覇したことで、今年の春に囁かれた現4歳世代は弱い、という説は吹っ飛んでしまったような気がしますが、この出走頭数の少なさはやはり現4歳世代の層の薄さを如実に表しているといえます。
今年の秋天、JCを振り返って、出走メンバーをあらためて見渡すと、例年に比べてレベルが低かったといわざるを得ません。それは秋天で牝馬が2、3着を占めたということでも明らかです。
最近2年の中長距離G1で最もメンバーがそろったレースといえば、03年の宝塚記念だと思います。
各世代の№1ホースが出走しただけでなく、レース自体も緩みのないペースで底力が問われるものでした。
そして、このレベルの高いG1を制したのが現5歳世代のヒシミラクルだったということは記憶にとどめておくべきだと思います。というのも、現5歳世代は03年以降の中長距離G1で7勝をマークして断然トップに立っているからです。
それに続くのが現6歳世代。この世代はジャングルポケット、マンハッタンカフェがいて、JC、春天、有馬などを勝っていますが、現5歳世代の台頭により影が薄くなった感は否めません。
現7歳世代はエアシャカール、アグネスフライト、アグネスデジタルなどがいましたが、いまやタップダンスシチー1頭が屋台骨を支えている感じです。世代全体として見ると、やや低レベルといえます。
現3歳世代に関しては、まだ4歳以上の古馬たちとの対戦が少なく、断定はできませんが、JCでゼンノロブロイにちぎり捨てられたレースを見ると、3歳勢はさほど脅威とはいえないと思います。
今年の有馬はいまのところ、ゼンノロブロイ断然ムードですが、03年以降の中長距離G1ロード全体を見ると、現5～7歳馬優勢で推移してきた勢力図を、4歳世代の代表格となったゼンノロブロイが塗り替えることができるのか、といったところだと思います。
◆有馬記念世代別成績
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順位 世代 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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1 現5歳(1999年産) 2- 0- 0- 4/ 6 33.3% 33.3% 33.3%
2 現6歳(1998年産) 1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 12.5% 25.0%
3 現4歳(2000年産) 0- 1- 1- 2/ 4 0.0% 25.0% 50.0%
4 現7歳(1997年産) 0- 1- 0-11/12 0.0% 8.3% 8.3%
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明日はいよいよ有馬の枠順が確定します。それに合わせて、枠馬番データを分析してみたいと思います。
今日のテーマは有馬記念の単勝人気及びオッズです。
まず、単勝１番人気馬の有馬での成績ですが、勝率、連対率、複勝率ともにまずまずといったところです。
ただ、単勝率27.8％という数字は回収率を考えると、あまり食指を動かされないというか、単純に１番人気ばかりを買い続けていると、有馬ではどこまでいってもマイナスにしかなりません。
回収率を考えれば、単勝率33.3％の４番人気がオススメです。馬単や３連単の１着づけにも最適だと思います。
有馬で厄介なのは、単勝10番人気以下の馬の扱いです。確率は低いけれども、勝ってしまう可能性もある。馬単や３連単好きの方には悩ましいところだと思います。順位づけの難しいレースですから、配当は低くなっても確実に取りにいくなら３連単ではなく３連複勝負もアリかな、という感じです。
◆単勝人気別成績
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単勝人気 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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１番人気 5- 4- 2- 7/ 18 27.8% 50.0% 61.1%
２番人気 2- 3- 2- 11/ 18 11.1% 27.8% 38.9%
３番人気 1- 3- 3- 11/ 18 5.6% 22.2% 38.9%
４番人気 6- 1- 3- 8/ 18 33.3% 38.9% 55.6%
５番人気 0- 2- 1- 15/ 18 0.0% 11.1% 16.7%
６番人気 1- 1- 1- 15/ 18 5.6% 11.1% 16.7%
７番人気 0- 1- 0- 17/ 18 0.0% 5.6% 5.6%
８番人気 0- 0- 1- 17/ 18 0.0% 0.0% 5.6%
９番人気 0- 0- 0- 18/ 18 0.0% 0.0% 0.0%
10番人気 1- 0- 1- 16/ 18 5.6% 5.6% 11.1%
11番人気 0- 1- 1- 16/ 18 0.0% 5.6% 11.1%
12番人気 0- 0- 0- 18/ 18 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0- 2- 1- 12/ 15 0.0% 13.3% 20.0%
14番人気 1- 0- 2- 9/ 12 8.3% 8.3% 25.0%
15番人気 1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5% 12.5%
16番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0%
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一方、オッズですが、さすがに単勝1.4倍以内であれば鉄板といえます。表には1頭(94年優勝ナリタブライアン)しかいませんが、さらに過去にさかのぼっても、57年ハクチカラ(単勝1.0倍)、65年シンザン(単勝1.1倍)、84年シンボリルドルフ(単勝1.2倍)とすべて勝利を収めています。
しかし、単勝オッズが1.5倍を超えると、ちょっと雲行きが怪しくなってきます。過去18年の該当馬は4頭(89年5着オグリキャップ、91年2着メジロマックイーン、00年1着テイエムオペラオー、01年5着テイエムオペラオー)で、勝率25％、連対率50％となります。
オグリ、マックイーン、オペラオー級の馬であってもコケるときはコケる。有馬はやはり一筋縄ではいかないレースです。
今年の１番人気が予想されるゼンノロブロイも、このオッズによって、取捨を決めるというのも、ひとつの手かもしれません。
穴党にオススメなのが、単勝オッズ7.0～9.9倍のゾーンにいる馬です。過去4勝をあげていますし、配当を考えると、最もおいしいゾーンかもしれません。去年2着のリンカーン、01年優勝のマンハッタンカフェ、97年優勝のシルクジャスティスなどがこのゾーンに入っていた馬たちです。
単勝100倍以上のオッズをつけている馬も、有馬では過去3頭(91年優勝ダイユウサク、96年3着マイネルブリッジ、01年2着アメリカンボス)が3着以内に入っています。大きな配当を狙う場合は、このあたりの超人気薄馬もヒモでひっかけておいた方がいいかもしれません。
◆単勝オッズ別成績
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単勝オッズ 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
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1.0～ 1.4 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
1.5～ 1.9 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
2.0～ 2.9 3- 1- 1- 3/ 8 37.5% 50.0% 62.5%
3.0～ 3.9 2- 4- 2- 4/ 12 16.7% 50.0% 66.7%
4.0～ 4.9 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 10.0% 20.0%
5.0～ 6.9 1- 2- 1- 8/ 12 8.3% 25.0% 33.3%
7.0～ 9.9 4- 2- 2- 12/ 20 20.0% 30.0% 40.0%
10.0～14.9 2- 3- 3- 17/ 25 8.0% 20.0% 32.0%
15.0～19.9 1- 1- 2- 16/ 20 5.0% 10.0% 20.0%
20.0～29.9 1- 0- 2- 28/ 31 3.2% 3.2% 9.7%
30.0～49.9 1- 1- 2- 49/ 53 1.9% 3.8% 7.5%
50.0～99.9 0- 1- 1- 42/ 44 0.0% 2.3% 4.5%
100.0～ 1- 1- 1- 15/ 18 5.6% 11.1% 16.7%
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さて、次回は今年の有馬記念の世代別データを検証してみたいと思います。
有馬記念の種牡馬成績をながめていると、まず気づくのがブライアンズタイム、Silver Hawk、Kris S、サンデーサイレンスなどHail to Reason系の種牡馬が上位を占めている、ということです。
しかし、今年の出走予定の16頭の顔ぶれを見ると、その系統に属するのは前回ケチをつけたサンデー系の馬ばかり。
今回はこれらの系統以外から優勝馬が出る可能性も大いにあると思います。たとえば、Ribot系のタップダンスシチーとか。Fine Top系のヒシミラクルとか。ミスプロ系のアドマイヤドンもいますが、さすがに距離が合わないという感が強いです。
あえて、サンデー産駒のなかで候補を探すとすれば、マンハッタンカフェと同じ母系(母父Law Society)のハイアーゲームでしょうか。近走成績や右周りという条件が嫌われて人気ガタ落ちでしょうが、血統的にはまだまだ見限れない1頭だと見ています。
母系では、母父Blushing Groom、シルバーシャークが成功例が多いのですが、今年の有馬には出走馬がいません。そこで注目は母父Northern Dancer。過去にビワハヤヒデ、ナリタブライアン、タップダンスシチーという連対馬を輩出。Danzigなど同じ系統の母父も有馬で活躍していることから、今回も無視することはできないと思います。
早い話が、タップダンスシチーが海外遠征帰りという条件的な不利はあるにしても、血統的にはイチオシだということです。
もし、タップとハイアーのワンツーなんてことになると、配当はけっこうスゴイことになりそうですね。
人気が予想されるゼンノロブロイですが、やはり母系がミスプロという点が気になります。ちなみに、母系がミスプロだった代表的な例をあげておくと、ノーリーズン、フサイチエアデール、チョウカイキャロル、ウィッシュドリームなどですが、いずれも有馬では掲示板にすらのれずに敗退しています。
コスモバルクも、優秀なスピード系の血を受け継いでいるのですが、いかんせんスピードに偏りすぎというキライがあり、中山芝2500はこの馬にとって、いい条件ではないと思います。
次回は人気、オッズ面から有馬を分析します。
◆種牡馬別成績
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順位 種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
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1 ブライアンズタイム 3- 0- 0- 8/11 27.3% 27.3% 27.3%
2 ダンシングキヤツプ 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
3 Silver Hawk 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
4 Kris S. 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
5 サンデーサイレンス 1- 4- 4-18/27 3.7% 18.5% 33.3%
6 ノーザンテースト 1- 1- 0- 9/11 9.1% 18.2% 18.2%
7 オペラハウス 1- 0- 1- 3/ 5 20.0% 20.0% 40.0%
8 シンボリルドルフ 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 16.7%
9 フイデイオン 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
10 ミルジヨージ 1- 0- 0- 9/10 10.0% 10.0% 10.0%
11 ノノアルコ 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
12 メジロイーグル 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
13 Rainbow Quest 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
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◆母父馬別成績
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順位 母父馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
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1 Blushing Groom 2- 0- 1- 3/ 6 33.3% 33.3% 50.0%
2 シルバーシヤーク 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
3 Danzig 2- 0- 0- 1/ 3 66.7% 66.7% 66.7%
4 Gold Meridian 2- 0- 0- 0/ 2 100.0%100.0%100.0%
5 Northern Dancer 1- 2- 0- 3/ 6 16.7% 50.0% 50.0%
6 リマンド 1- 1- 0- 1/ 3 33.3% 66.7% 66.7%
7 ナイスダンサー 1- 0- 1- 4/ 6 16.7% 16.7% 33.3%
8 バウンテイアス 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
9 サテインゴ 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
10 ゲイメセン 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 50.0%
11 ラークスパー 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
12 ダイコーター 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
13 Saint Cyrien 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
14 Law Society 1- 0- 0- 0/ 1 100.0%100.0%100.0%
15 マルゼンスキー 0- 2- 1- 5/ 8 0.0% 25.0% 37.5%
16 ヴアイスリーガル 0- 2- 0- 0/ 2 0.0%100.0%100.0%
54 Mr. Prospector 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0.0%
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