ゴールデンドリームシリーズの第1弾「第7回かきつばた記念」は、地元愛知所属のヨシノイチバンボシがV。
ハナを切ったJRAのディバインシルバーの番手で折り合い、直線に入るまで追い出しを我慢して後続の脚を封じた吉田稔騎手の好騎乗。2着に入った9歳馬ノボトゥルーも直線に入ってからよく追い詰めましたがクビ差届かず。3着にも同じ9歳のハタノアドニスが入線。この3頭の差はわずかで、今日のところは斤量有利だった4歳馬ヨシノイチバンボシに軍配が上がった格好。
単勝1番人気に推されながら4着敗退のユートピアは、3コーナーあたりで手応えがあやしくなって置かれてしまったのが痛かった。直線に入ってよく差をつめてきているだけに、勝負処でのもたつきがなければ、という内容。3コーナーで置かれたのが斤量のせいなのか、あるいはいつもの気の悪さを出したのか。いずれにしても、この馬は人気に応えて横綱相撲をとるというキャラでないのは明らか。潜在能力は高いだけに、今後交流重賞でも人気が落ちたときこそが狙い目かも。ただG3レベルだと、また人気に祭り上げられそうですが…。
私が期待したレマーズガールは、距離は大丈夫と見ていたのですが、今日のレースぶりを見ると、やはりちょっと距離が忙しすぎた感が。
というわけで、明日は兵庫チャンピオンシップ。こちらはJRAの4頭が有力ですが、2歳時に兵庫ジュニアGPで園田コースを経験しているプライドキムに期待。南関東の雄シーチャリオットを全日本2歳優駿(G1)で4馬身ちぎった性能の高さはここでも一枚上と見ています。
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