第9回さきたま杯(G3)は、単勝1番人気のニホンピロサート(JRA)が快勝。2着に3番人気ブルーローレンス(川崎)、3着には実績上位ながら8番人気だったトーシンブリザードが入線。
このレースで最も目を引いたのは1枠1番ブルーローレンスに騎乗した的場文騎手の騎乗ぶり。最近は後方待機策をとっていたこの馬に出ムチをくらわせて、ハナを強烈に主張。レースの主導権は誰にも渡さないという気迫あふれる騎乗は、結果2着に破れたとはいえ、いつも変わりばえのしないメンバーでの変わりばえのしないレースと見られがちな交流重賞に活を入れる意味で称賛に値するものでした。
私の馬券は◎ノボトゥルーが直線でよく差を詰めたにも関わらずクビ差4着だったために、あえなく沈没。今日のところは小回りの外枠発走が微妙に影響したようです。調子落ちということはないようなので、交流重賞では今後も引き続きマークが必要かと。調子落ち歴然だったのは、7着敗退のヨシノイチバンボシ。返し馬での動きに固さが見られ、使い詰めの疲れがそろそろ出てきた感ありあり。もし、次走を間隔を開けずに使ってくるようならちょっと疑ってかかった方がいいかもしれません。
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