「マジメに走れば、こんなもの」
そういいたげなユートピアの快勝劇に終わった第18回マイルチャンピオンシップ南部杯。しかし、今日の勝利で次も、といかないところがクセ馬ユートピアの面目躍如。コースが替われば明らかに格下のヨシノイチバンボシあたりにトンコロを食らったりする馬ですから、油断はできません。
2着のシーキングザダイヤは休養明けながらよく頑張ったという見方もできますが、本来であればここでアタマを取って賞金を上積みしておきたかったところでしょう。ただ、今日は展開的に前門の虎、後門の狼という位置取りで、動けば後ろのタイムパラドックスを利することになり、動かなければユートピアの逃げを許すというジレンマがあり、乗り方が難しかったのでは。
3着のタイムパラドックスに関しては、前記2頭に比べると、いい意味でも悪い意味でもマジメに走るところがあり、ツボにはまらなかった今日はいかんともしがたいという結果。
単勝1番人気に推されながら出遅れて、実質4頭立ての競馬を3頭立てにしてしまう立役者となったパーソナルラッシュはこういう難しいところのある馬で、ユートピア同様に人気薄で買い、人気で消すという呼吸でつきあうのが賢明という気がします。
しかしながら、今日はキャラ的にどこかクレイジーな気質を持つユートピア、シーキングザダイヤ、そしてパーソナルラッシュがそれぞれのキャラを演じて意外性を発揮。唯一マジメなタイイムパラドックスがそれに翻弄されて3着に破れ去ったという図式なのかもしれません。そういう風に見ると、淡々とした流れのレースでしたが、意外な味わい深さもあったのでは。そんな気がします。
馬じゃなくて、牛の展示会で、とちぎに行きます。
北海道の馬主さんは、韓国ぜいに押されてて、大変ってホントおうですかあ〜
投稿情報: 久我山みゃあみゃあ | 2005-10-13 23:14