秋華賞はトライアルのローズSのリプレイを見るようなゴール前でしたね。それにしても、京都内周り芝2000というコースはなんというか、味わいがないですね。これなら、いっそ外周りの芝1800で施行した方がレースもより白熱するのでは。かつてエリザベス女王杯が3歳馬限定戦だった時代は芝2400で施行していたのを400M短縮したわけですから、後200M短縮してもさして不都合はないように思うのですが。
さて、それはともかく、土曜日の京都第10Rでさりげなく行われた「エニフS」はOP特別とはいえ、なかなかの好メンバーが顔を揃えたレースでした。古馬勢のウインデュエル、ヒシアトラスという実力馬に対して、3歳のドンクール、ヴァーミリアンがどんなレースを見せてくれるのかに注目していたのですが、結果はハンデ面の恩恵が少なからずあったとはいえ3歳勢のヴァーミリアン、ドンクールのワンツー決着。以前、当プログでも指摘したことがあるのですが、今年のダート部門の3歳馬は粒揃いであることをあらためて示してくれました。
特に、サカラートの半弟であるヴァーミリアンはダートではかなりの能力を秘めていそうで、これからのダート重賞戦線を盛り上げてくれそうです。エニフSでは2着のドンクールがウインデュエルをマークしすぎて、ヴァーミリアンをとらえきれなかったという面はあるにしても、初ダートでこの走りは高く評価できます。新星登場といってもいいのではないかと思います。
秋華賞の話題よりエニフSの回顧がメインの話題だとは…。やっぱり目の付け所が違います。確かに秋華賞は何の面白みもないレースでした。福永騎手も中途半端だったし…。来週も「豊祭り」だと思うと、馬券も買う気が失せてしまいますが、天皇賞・秋あたりで100万馬券が出ることを祈ってます。今年のG1戦線は春の天皇賞、安田記念、宝塚記念と古馬のレースが荒れていますしね。
投稿情報: nonsuke | 2005-10-17 03:35