第10回武蔵野Sは単勝1、2番人気のカネヒキリ、サンライズバッカスの3歳勢が上位を占め、あらためて今年の3歳馬のダートでの強さが浮き彫りとなる結果に。
それはともかく、カネヒキリの単勝人気が1.3倍というのには、少々驚きました。先週の菊花賞の余韻もあって、”砂のディープインパクト”という呼び声も高いこの馬が人気を集めるだろうとは予想してましたが、1.3はいくらなんでも過剰人気だと思います。結果論からいえば、出遅れなければ勝っていたかもしれないわけで、その単勝オッズも正当という見方もあるかもしれません。しかし、初の古馬との対戦、斤量も決して有利とはいえない57キロ、というマイナス要因もあったわけで、それらの不確定要素を差し引けば、せいぜい2~3倍がいいところなのではないかと。
それに、今日はJCダートに向けての前哨戦。カネヒキリ陣営にとっては、負けてもいいレース。その意味では、カネヒキリは実にトライアルらしいレースっぷりだったともいえます。59キロを背負って4着に破れたアジュディミツオーも当然巻き返してくるでしょうし、さらにJBC出走組やアドマイヤドン、外国勢なども加わるJCダートはかなりおもしろい一戦となりそうです。
さて、今日は天皇賞・秋。前売りオッズを見ると、G1馬のスズカマンボやスイープトウショウの人気が低いのが印象的です。特に、気になるのがスズカマンボ。いくら休み明けでも、この馬にとっては条件的に春天よりも秋天の方が向いているのは明らか。この馬とゼンノ、タップとの組み合わせの3連複が150倍もつけているのですが、コレってオイシイなあと、強欲な私は土曜深夜に秘かに舌なめずりなどをしています(笑)。
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