まずは私信から。
nonanona様、コメントありがとうございます。4月を迎え、競馬もクラシックシーズンを迎えたということで、気分一新に、このブログもリニューアルをしてみました。いかがでございましょうか?
Q社のT様からは、「最近ブログがなかなか開かねえ。重すぎるゾ、ゴルァ!」と叱責のお言葉をいただき、リニューアルとともに、あまり使っていない機能などを省いてみました。少しはコレで軽くなったでしょうか? まだ重いゾ、ゴルァ!の場合はご連絡いただければ幸いです。
次は、やはりマリーンCの反省なども。プラチナローズはくればめっけもの、みたいな感覚だったのですが、歴戦の古馬相手ではやはり厳しかった、ということでしょう。ただ、果敢な先行策で見せ場をつくったことには鞍上の武士沢騎手も含めて、拍手を贈りたいと思います。
さて、ようやく本題の桜花賞。今回のお題はよくいわれる「前走4着馬」が今年はどうか、ということ。過去20年の桜花賞の前走着順別成績を見ると、こんな感じになっています。
前走1着[10-9-8-80]
前走2着[5-4-5-55]
前走3着[1-2-5-37]
前走4着[2-5-0-18]
前走5着[0-0-1-16]
前走6着以下[2-0-1-96]
要するに、連対率が最も高いのは前走4着馬ということです。しかも、03年2着のシーイズトウショウ(単勝13番人気)のように人気薄の前走4着馬がしばしば大駆けを見せるため、穴党にとってはオイシイ存在だ、と。このようなジンクスめいたものが桜花賞には存在するわけですが、なら今年はどうか。
06桜花賞では、前走4着のアルーリングボイス、ウエスタンビーナス、テイエムプリキュアの3頭が出走予定。しかし、前走4着ならなんでもOKというわけではなく、その負け方も問題。前走4着で連対を果たした馬は過去20年で7頭いるわけですが、そのうち6頭までは前走の着差が0.5秒内だったことも忘れてはならないと思います。例外ともいえる残る1頭は91年2着のヤマノカサブランカ。この年はトライアルの報知杯4歳牝特別(現フィリーズレビュー)が中京芝1200で行われた、というのが重要なポイント。つまり、1200だったから距離不足で負けた、という見方もでき、これは例外中の例外として片づけていいと思われます。
で、今回の該当馬3頭の前走時着差ですが、アルーリングボイス(0.9秒)、ウエスタンビーナス(0.2秒)、テイエムプリキュア(0.6秒)となっています。タイム差を厳密に当てはめれば、アルーリングボイスとテイエムプリキュアは失格。ウエスタンビーナス合格となります。しかしながら、ウエスタンビーナスは前走1200のファルコンSでの着差ですから、先のヤマノカサブランカとは逆の意味で信頼できない、という感も。まあ、結論としてはこの3頭のなかで最も人気を集めそうなテイエムプリキュアにしても、はずしてこそ妙味アリ。残る2頭も期待度としてはやや低い、といえそうです。数字のみを信じて、ウエスタンビーナスを買う、という手はありそうですが…。
そんなけわで、今年の桜花賞は前走4着馬に過大な期待をかけるのは禁物。では、どの馬がいいのか、という結論は今日お届け予定のメルマガで。
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