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ニホンピロウイナー死亡というニュースを聞いて、少々感傷的な気分です。
ニホンピロウイナーが生まれた1980年は、実に多くの名馬を世に送り出しました。3冠馬ミスターシービー、あのシンボリルドルフを天皇賞・秋でうっちゃったギャロップダイナ、JCで一世一代の大逃げを決めたカツラギエース。それだけでなく重賞未勝利ながら有馬記念を制したリードホーユー、宝塚記念勝ちのスズカコバン、天皇賞・秋2着のウインザーノット、エアグルーヴの母として知られる名牝ダイナカールなど名脇役といえる馬たちが群雄割拠していたのが、この世代なのです。
よく最強世代なる言葉が使われますが、80年生まれの馬たちこそまぎれもなく日本の競馬界の"ゴールデン・エイジ"でした。ニホンピロウイナーの偉大さは、単にG1をいくつ勝ったという数字ではなく、同世代のそうした強力なライバルたちとの激闘をくぐり抜けて勝ち得たところにあるのだと思います。
あの頃はスローペース症候群なんていう言葉もまだなく、レベルをウンヌンすればいまの馬たちの方が強く、レースを見てもいまよりも洗練されてはいないのかもしれないけれども、芝のレースがいまよりも確実に熱かった(と私が勝手に思っている)時代のお話です。
とりあえず合掌。
年齢からいって、いつかはこういう日がくるとは思っていましたが、実際に岡部幸雄騎手引退というニュースを聞くと、とても感慨深いものがあります。
87年~94年まで8年連続で関東リーディング1位という記録が残っていますが、そのときの年齢が39~46歳。これは特筆されるべきことだと思います。
かつて、こんなことがありました。仕事で岡部騎手にお会いする機会があったのですが、撮影用にその場所にあったソファなどを移動しているとき、予定より少しだけ早く岡部騎手が現われました。ソファを動かしていたため、その部屋は道が塞がれていたような状態だったのですが、岡部騎手はこともなげにソファをヒョイと飛び越えて部屋の中央までやってこられたのです。岡部騎手は当時すでに50代間近だったと記憶しています。
現役の騎手なのですから当然といえばそうなのですが、あの年齢で、この身の軽さはなんだろうと驚かされると同時に、大物ジョッキーであるにも関わらず若者のようなその挙動に微笑ましさも感じたものです。
ほんとに長い間、お疲れさまでした。そして、いいレースを見せていただいてありがとうございました。
スパイキュールが今日の調教中に右前第三指骨を骨折だそうです。
残念としかいいようがないですね。根岸S、そしてフェブラリーSでのダートの一線級との顔合わせが楽しみだったのですが…。
根岸Sはこれでメイショウボーラーに人気が集中してしまうかもしれませんね。そして、その相手候補もちょっと混沌というムード。馬券的にはおもしろくなったといえるかもしれませんが。
フェブラリーSの前哨戦である根岸Sに以下の地方馬5頭の出走申し込みがあったそうです。
サンエムキング(高崎) 牡13歳
サンクスメモリー(高崎) 牡10歳
タワリングドリーム(高崎) せん9歳
トミケンマイルズ(船橋) 牡5歳
補欠馬
タイガーロータリー(高崎) 牡5歳
なかでも注目は13歳馬のサンエムキングですね。
全成績はナント[17-19-18-72]。
JRA所属時には、重賞勝ちこそないもののOP特別の師走Sを連覇するなど、ダート戦線の渋い脇役といった感じの馬でした。
しかし、老いたりとはいえ、前走(04年11月7日トパーズC)では0秒6差の4着と健闘しています。所属の高崎競馬が廃止となったことで、そろそろ引退かなと見ていたのですが、人間の思惑でまだ走らざるを得ないのか、引退させるには惜しいほどまだまだ元気一杯なのか、詳しい事情はわかりませんが、昔馬券でお世話になった私としては、もし出走が叶えば少しだけ心情馬券を投じてみようかな、と思っています。
1月26日に川崎競馬場で行われる第54回川崎記念(ダート統一G1・2100m)の出走予定馬が発表されました。
●JRA選定馬
シーキングザダイヤ
タイムパラドックス
ダイワエルシエーロ
ノボトゥルー
●JRA補欠馬
パーソナルラッシュ
ノボジャック
ワイルドソルジャー
ピットファイター
ビッグウルフ
●他地区選定馬
ウツミジョーダン
トニージェント
マンボツイスト
●他地区補欠馬
シノブホマレ
ユウキュウ
●南関東選定馬
アジュディミツオー
イシノファミリー
コアレスハンター
ジェネスアリダー
ダンツフレーム
トーシンブリザード
モエレトレジャー
●南関東補欠馬
ファイブビーンズ
メルクリオス
デンバースワン
去年暮れの東京大賞典の再戦といった感が強いですね。注目は当然、そのレースを逃げ切ったアジュディミツオー。中央ではタイムパラドックスの巻き返し、ダイワエルシエーロがダートでどんなレースを見せるか、といったところです。
芝で頭打ちになった馬がダートに活路を求めるという方向もアリだとは思うのですが、ダイワエルシエーロの場合はダート適性にやや疑問アリと個人的には思っています。
来年夏からJRAはJNBと提携して、新しいサービスを始めるようです。これで、土日に資金がなくなって馬券が買えなくなる、という事態も回避できるわけですが、うれしいような、歯止めがなくなって困るような。なんとも微妙なところではありますね。
今日はすこし馬券の話などをしてみたいと思います。
いま、英国ではまったく新しいスタイルの馬券というか、賭け方「Bet Exchange」が注目を集めているようです。
どんな賭けかというと、この前の天皇賞を例にとると、ゼンノロブロイが「負ける」というオッズを誰かが10倍と提示する。2、3着の多い馬だから十分あり得ると考えるわけですね。それに対して、他の誰かがそのオッズに乗ることで賭けが成立します。
その賭けに乗った方は、ゼンノロブロイが勝てば10倍の配当を手にすることができる。オッズをつけた側はゼンノが負ければ、それに賭けた人のお金を手に入れることができるわけです。もちろん、そこには仲介業者のブックメーカーが入りますので、手数料は差し引かれますが、単勝や複勝馬券を買っているよりは非常にスリリングな賭けが楽しめると。こういう構図です。
こういうスタイルは、昔から日本でも「アトサキ」なんていうちょっと大きな声ではいえないバーソナルな賭けとして存在していたわけですが、それを英国ではビジネスとして始めてしまったわけですね。
Betfairというブックメーカーがその先駆けとなったのですが、けっこうその反響が大きくて、他社も遅れをとるまいと続々とこのビジネスに参入しているようです。
しかし、日本では考えられないことですね。
いってしまえば、フツーの人がブックメーカーになれるわけですから。3連単どころではないですね。
日本でも配当の高さだけではなく、なんというか熱くなれる馬券が他にあってもいいなあと、個人的には思っています。たとえば、複数のレースの単勝を当てる馬券とか。
いま、地方競馬が次々に廃止になっている状況を考えると、ギャンブルとしての競馬のおもしろさを真剣に考えないと、どんどん先細りという気がしてなりません。3連単のゴールドラッシュ効果も、そうは長続きしないと思います。百万円を超えるようなデカイ配当がそうそう出るわけではないという当たり前のことに、みんな気がつきはじめてますから。
天皇賞(秋)の枠順が確定しました。
5・6枠あたりに魅力を感じる馬が入った、というのが第一印象ですね。結論は今日夜発行のメルマガでお伝えします。
10月31日第11R 天皇賞(秋) GI
サラ系3歳以上 牡・牝(指)
3歳以上オープン 17頭
2000m 芝・左 定量 発走 15:40
1 1 ヴィータローザ 牡 4 58.0 小牧太
1 2 テレグノシス 牡 5 58.0 勝浦正樹
2 3 シェルゲーム 牡 3 56.0 岡部幸雄
2 4 ダンスインザムード 牝 3 54.0 C.ルメール
3 5 ツルマルボーイ 牡 6 58.0 蛯名正義
3 6 トーセンダンディ 牡 6 58.0 江田照男
4 7 マイソールサウンド 牡 5 58.0 本田優
4 8 アドマイヤグルーヴ 牝 4 56.0 武豊
5 9 サクラプレジデント 牡 4 58.0 松永幹夫
5 10 ローエングリン 牡 5 58.0 横山典弘
6 11 ナリタセンチュリー 牡 5 58.0 田島裕和
6 12 シルクフェイマス 牡 5 58.0 四位洋文
7 13 ゼンノロブロイ 牡 4 58.0 O.ペリエ
7 14 ヒシミラクル 牡 5 58.0 角田晃一
8 15 バランスオブゲーム 牡 5 58.0 田中勝春
8 16 リンカーン 牡 4 58.0 安藤勝己
8 17 ダイワメジャー 牡 3 56.0 柴田善臣
今週は天皇賞(秋)の他に、もうひとつ競馬のビッグイベントが行われます。
現地時間10月30日に行われるブリーダーズCです。今年、ご存じのように、そのなかのひとつクラシックに日本のパーソナルラッシュが出走します。
米国の競馬サイトをのぞいてみると、パーソナルラッシュの紹介記事がありました。タイトルには「Japanese Invader」なる言葉が見えます。「侵入者かよ!」という感じですが(笑)。でも、おおむね馬についての評価はまずまずのようです。かいつまんで紹介すると、次のような内容でした。
「決して大きな馬ではないけれども、その姿は洗練されており、魅力的に映る。彼がつけているピンクの耳覆い(日本ではほとんどの馬がそれを装着するらしい)のおかげで、我々はその馬をカンタンに識別することができる」
耳覆いが外国人の目には少し奇異に映るみたいですね。それと、山内調教師も初めての土地で引き運動の途中で道に迷った、なんていうこぼれ話も紹介されています。
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